秀丸マクロとは?

一般的にマクロとは、標準では付いていない機能や、自動的に繰り返したい処理・作業などを実現するために、ソフトウェア独自のプログラミング言語で作成したプログラムのことをいいます。

例えば、マイクロソフトの「ワード」や「エクセル」などでは、VBA(ブイビーエー。Visual Basic for Applications)というマクロ言語を使って、マクロを作成することができます。

同様に、秀丸エディタでも専用のマクロを作成・利用することができます。秀丸エディタのマクロおよびマクロ言語をまとめて、「秀丸マクロ」と一般的には呼ばれているようです。

では、実際にはどのような場合に秀丸マクロを使うと便利なのか? ここでは、「数字を1〜100まで連続して入力したい」という例を挙げてみたいと思います。

プログラミング言語といっても、秀丸マクロの実体は、単なるテキストファイルです。上記の例では、秀丸エディタを新規に開いて次のように記述します。

//renban.mac
//数字を1〜100まで連続して入力する
##n = 0;
##max = 100;

while( ##n != ##max ){
	##n = ##n + 1;
	insert str( ##n ) + "\n";
}
endmacro;

上記のようにソース(プログラムの文章)を記述したあと、「test.mac」などと適当なファイル名を付けて保存します。そして、マクロ登録すれば利用できます。

ファイル名の付け方やファイルの保存場所、マクロ登録の方法については、次のページ「秀丸マクロの使い方」で説明します。

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